7/10 acid android 2010#8@新木場STUDIO COAST

STUDIO COASTには魔物が棲んでた。
個人的にはそんな感じのライブでした。

今回のはほんとにyukihiroさんがああだったこうだったっていうレポートは書いてません。だって覚えてないから(笑)

今回のライブは何が原因かわからないんですけど、個人的に気分がネガティブになってしまったので、ライブ自体が良かったのかどうだったのかの判断ができません。

そんな感想文なので読まれると気分が落ちるかもしれません。
気分を落としたくない方や、このライブが楽しかったー!って人は、
よそ様の素敵レポートへ飛んでください。

この先は超個人的な感想・・・どころかただの日記(&説教?笑)です。
 
   
 
7/10 acid android 2010 #8@新木場STUDIO COAST

acidのライブなのにお天気は晴れ!(のっけから失礼)
新木場は2008年のTOC以来の参戦になります。

この日は後ろからまったりコース…と思ってたら、なんと後ろの段のところが閉鎖(笑)
なんとなーく居場所の定まらないまま、どんどん近づく開演時刻。
そういえば、かかってたSEがいつもと違ったような…途中から入ったんで前半はわかりませんが。
あと、頭上をクレーンカメラが行ったり来たりしてました。
そんな感じで、いつもと違う様子の会場の雰囲気に、待ってるあいだ、期待と不安とでいつもよりやたら緊張しました。

客電が落ちてライブスタート。
下手の方からメンバー登場。遅れてyukihiroさん登場。

本日の衣装。
白のタンクトップの上にショート丈の黒のベスト(ふちに細い白のパイピングっぽいの)を一番上だけボタンをとめて、その上に黒の長袖パフスリーブのブラウス。首元から前立てにフリルがついてるもの(#2で着てたやつ??)
ボトムは黒(か濃紺?)に白のブリーチで模様になってるような不思議な細身の…ジーンズ???
おっきなバックルのベルト(#3の時と同じ?)と、もう一段下(ちょうど股下あたり)に黒のベルトっぽいのが垂れ下がってたけど・・・あれはなんだ?(笑)
黒のグローブとアクセじゃらじゃらはお変わりなく。
髪も短くて最初は後ろも逆毛立ててた感じでふわってなってて可愛かった。
メイクは切れ長アイライン。眉は新潟よりも濃い目。

1曲目はpleasure→irritation→suffering。
会場の流れに身をまかせて前の方に行ってみたらすごく視界が開けて、見やすかった。
曲は、1発めからガツンとは来なくて様子見な感じ。
続けて流れ出したのは[stoop down]のイントロ。
[imagining noises]
[it's a fine day]
サビの「ウォイ!」ってところで手を伸ばして肘から曲げるようにして『来い』のジェスチャー

最初はまぁ予想のつくセットリストだったし、カメラの所為かyukihiroさんの頭の振り方とか身体の揺らし方がいつもより1.3倍(笑)な感じだったけど、まぁ普段のacidかなぁって、普通に観てました。

続けて新曲3曲。高崎と同じ前半3曲。
このパートがすごくよかったのでテンションが上がった~!
とくに「fuck xxx!」って曲が楽しかった
このへんの曲の時に、一瞬だったけど歌ってるマイクの前で左手で裏ピースみたいなのしてた…?もっと後半だったっけな?

[unsaid]
お客さんがノリノリで手拍子しててちょっと萎え…
盛り上げようとする気持ちはわかるんだけど・・・これ別に盛り上がる曲じゃないしなぁ(苦笑)
サウンドはわりとよかったと思います。でも自分の居た場所が悪かったのか、高崎ほど浸る感覚にはなれなかった。会場の大きさも全然違うしね。
そういえば、この曲でやっとステージに細い棒状の照明が何本も立ってることに気づいた(遅すぎ・笑)

[chill]
この曲だったと思うんですけど、本日動きが1.3割増(笑)のyukihiroさんがリズムを取りながら首を振る姿が、うんうん頷いてるように見えてやたら可愛かった・・・(*´д`)

曲の途中で手拍子出てたのってこの曲だったっけ?
そこまでして?!って思った。
[circles]
イントロのところでステージが真っ青に染まってすごいキレイだった。
それに気を取られて、またイントロのギターを誰が弾いてるのか見るの忘れた(おい)
[double dare]
[pause in end]

このパートのあたりから、既存の曲は前半はいいんだけど、後半になると自分の気持ちがなぜか沈む。
会場のノリに自分がついていけなかったから…?

[chaotic equal thing]
[let's dance]
気持ちが沈むのが嫌で嫌で仕方なくて、ずっと暴れてたら立てなくなりそうになって焦った。
会場は大盛り上がりで・・・でもやっぱりついていけなくて、次の曲で何かが途切れた。
[ring the noise]
会場が広いから、前の方でもそんなに詰まってなくて…それでもダイバーさんが転がりに行ってて。
危ないなーって見てたら、yukihiroさんがキレたっていうか呆れた感じで上手のエンジニアさんに向かって手を前に突き出して『ストップ』。
 
「止めて」

「下がって」
「下がって」

センターのオーディエンスに『下がれ』のジェスチャー
曲を途中で止めるくらいだからどうしても救出できなかった子がいたんだろうな・・・。

しばらくして、
「ま、そゆことで」

曲が出るまでのあいだ、antzが止まる前と同じようなテンションを維持するようにウロウロしてたのがグッときた。

中断から再開への時の会場の盛り上がりは一番すごかったと思う。
なぜか曲中に「オイ!オイ!」コールが発生してたし(笑)
でもやっぱり会場のノリについて行けなかった・・・orz

[新曲]
途中でテンポが変わる曲。
この新曲でちょっと浮上。やっぱり新曲の方が集中できる。
[daze]
この曲で、モッシュ隊を避けたお嬢さん方にどんどん後ろへ追いやられ、身動きが取れなくなったので次の曲で自分からモッシュ隊へ突っ込んだ(爆)…すぐに出たけど。キッカケを与えてくれてありがとう。
[egotistic ideal]

[新曲]
[violent parade]
yukihiroさんが上手と下手に煽りに行ってたのってこの曲だったっけな~…(忘れた)
終わりの方でマイクを投げ捨ててセンター付近で激しくヘドバン。
終わって座りこんでそのまま後ろへ倒れこむyukihiroさん。

本編終了。

アンコール待ちの時に、最初真っ暗にされて何も見えずにどうしようかと思ったけど、自分の気持ちの整理をつけたかったのでいいや~ってぼーっとしてた。
そんでもってdazeの時に見失ったセットリストを必死で思い出してた(笑)

長いアンコール待ち。
こんなに長いの珍しい。
もう出てこないんじゃないかと思ったし、出てこなくても諦められたかも。

照明が点いて、登場したyukihiroさんは・・・

黒のブラウスを脱いで、タンクトップとベストのみ…!!

と、ここで通常仕様のirohaさんならテンション上がりまくりだったはずなんですが・・・この日は無理でした(苦笑)
ただただ、そのキレイな肩から腕のラインをぼーっと見つめることしかできなかった。

アンコール1曲目は、なんと聴いたことのない新曲!!
しかもやたらカッコイイ・・・!!!
ちょっと80年代後半~90年代っぽい印象で、歌詞も日本語…?か、混じってたかどっちか。

曲がカッコイイのはもちろんなんだけど、オーディエンスを圧倒するような空気感。
まぁ聴いたことない曲なんだから当然といえば当然なんだけど(笑)

でも、これ!今日は一日、これを待ってたの!!(>_<)

この曲で今日の自分のテンションは帳消しだ!!
この曲聴けただけで新木場に来た甲斐があった!!!って思いました。
・・・個人的にはこの曲で終わって欲しかった(苦笑)

最後は[enmity]で終了。終わるときにマイクを放り投げてた。

yukihiroさんは最後までステージに残ってて。
じっと会場を見渡す感じ。
それからセンターの前の方にしゃがんで・・・なぜかベストを脱いだ(笑)
まだやる気?!(笑)って、私はちょっと面白い&やって欲しい欲求が出てきたんですけど。
そのまま…どうなったかわからないんですけど私の視界から消えました(笑)
ステージと柵のあいだに落ちたのかと思ってヒヤッとした。

下からまたステージに戻ってきたyukihiroさんは、腕をオーディエンスの方へ向けて帰って行かれました。



今回はほんといろんな意味で考えさせられたライブでした。

ライブは、最初はなんとなく様子見…と書いたけど、探ってる感じに見えて、セットリストも、#3~#7を混ぜた感じだったので、『前半の総集編』みたいな感じかなと。
カメラも入ってたし仕方ないのかもしれないけど、アルバムを聴く前にもうちょっと新曲が聴きたかった。後半のお楽しみってことか~

私が今回受けた印象としては、新曲を演奏してる時の方が支配力があるというか、いつものacidだ!って思えたんですが(だからもっと新曲が聴きたかった)、既存の曲になるとオーディエンスの様子が変わる感じがしたんですよね。
盛り上げて行くわよー!!っていう会場の雰囲気が、私にはすごいプレッシャーに感じた。
盛り上がるとか一体になるって、声を出したり同じ振り付けしたりすることなの?
もっと自由に観ていいもんじゃないの?
acidのライブのお客さんは、もっと自由だと思ったんだけどなぁ・・・

それから。
acidのライブは、みんな自分の好きなところで見るっていうスタイルがあるから、逆にこういう広い会場だとどうしても前の方でもスカスカになるじゃないですか。
それでも無理矢理ダイブとかって・・・ちょっと私は賛成できない。
上を転がってる子はもちろん、下にいる子だってすごく危ないよ。
現に曲を中断しなきゃならないくらい危険な状況だったんだから。
・・・まぁ愚痴というか説教はこのへんまでにして(笑)

そんな感じで会場の雰囲気に飲まれて大敗してしまったので、今回はこういう感想文になってしまいました。
でも自分用の記録として残しておく(笑)
次のライブでは負けないように。


set list

acid android live 2010 #8@新木場STUDIO COAST

01.pleasure→irritation→suffering
02.stoop down
03.imagining noises
04.it's a fine day
05.balancing doll
06.clockwork dance
07.gamble
08.unsaid
09.chill
10.circles
11.double dare
12.pause in end
13.chaotic equal thing
14.let's dance
15.ring the noise
16.i.w.o.m.f.p.p just an android
17.daze
18.egotistic ideal
19.violator
20.violent parade

en1.new song (a moon tomorrow)
en2.enmity